固定電話って‥ ― 2011/06/13
会社で15年以上使ってきた固定電話機(内線、ドアホンなどの機能付き親機+ワイアレス子機3台)が、壊れたので新調した。
「今どき固定電話って必要なのか?」とか、「よりによって何で消えゆく運命のSANYOなんだよ!」とか、「なんで親機+子機2台で11900円なのに、追加の子機が1台12000円なんだよ!」とか、いろいろツッコミを入れながらも購入した。
◆固定電話を継続した理由:
会社の固定電話をなくすと、緊急連絡用に個人のiPhoneの番号を教えることになる。電話嫌いの私にとって、それはうれしくないことである。
◆SANYOである理由:
ウチのドアホンのターミナルがSANYOで、他のメーカーとは原則互換性がないらしい。壊れてもいないターミナルまで交換する気はない。
◆子機を追加しなかった理由:
昔は、ビジネスも友人もほとんど電話を使ったコミュニケーションだったが、今はメールがほとんである。ここ5年、プライベートな部屋で電話を使った記憶はない。ならば、その部屋には電話は不要。だから子機は仕事部屋だけでいい。
などいったことを考えながら、電話にまつわるさまざまな思い出がよみがえってきた。
子どものころ、はじめてウチに黒電話がやって来た日。
固定電話があってあたり前になった時代。親に聞こえないようにコードをできるだけ伸ばして彼女と会話を交わした日々。
上京して、バイトして、不動産屋(電話局より安かった)で電話の権利を買って、はじめて自分だけの電話を手にした日。
結構じじくさいなぁ。(^_^;)
道東満喫スナップ ― 2011/06/03
私自身、人の旅行の写真を、延々とダラダラと見せられるのは苦手だ。(^_^;)
なので、今回の北海道旅行は10枚のスナップ写真でさらっとまとめる。
上の写真は美瑛。
普通に撮るだけで絵はがきのようになってしまう。
前々から行きたかった「旭山動物園」。
「行動展示」という展示方法に加えて、飼育員さんによる「もぐもぐタイム」ショーの語り口がとてもいい。子どもに媚びず、大切なことを淡々と。でも内容が深いから子どもも大人も真剣に聴いている。とても勉強になる。
写真は、頭の真上でのんびり昼寝をするレッサーパンダ。「檻がない」だけで動物との距離がグッと縮まる。素敵だ。
サロマ湖のワッカ原生花園を散歩しながら「ハマハタザオ」につかまってパシャ。
知床半島の根元にある「オシンコシンの滝」。
海のすぐそば、国道のすぐそばに、落差80m級の滝があるのだから驚いてしまう。
おそるべし北海道。(^_^)
4時間弱のクルーズツアーで、知床岬の先端まで見に行った。
「しれとこ〜のみさ〜きに〜」と思わず口ずさむ。
曇りだったので国後島は見えず。残念。
神の子池は、神秘的な青い池。
倒木が浸かっているが、水温が低いため全然腐らないらしい。
なにげなく道を走っているだけで、この程度の風景にはいつでも出会える。すごい。
一方で、美しい自然の風景を求めて関東圏で東奔西走していることが少々むなしくなる。
藻琴山展望駐車公園から望む屈斜路湖。
実に美しい。
同じ駐車場にて、キタキツネ(たぶん)に出会う。
キタキツネと接触すると寄生虫(エキノコックス)に感染することがあるので注意すべきとのこと。また、与えられたスナック菓子で病気になり、死亡するキタキツネが急増しているとのこと。キチンと距離を保って共存したいものだ。
今の季節だけしか見られない「東藻琴芝桜公園」の芝桜。
そりゃもうびっくりたまげるほどの広さ。
そこそこの高さの山の斜面の一面が芝桜で埋め尽くされている。
やっぱりおそるべし北海道。
この手のもののデザインには、かならず「町名」や「町のシンボルマーク」などが目立つように入れられる。ここでも白い芝桜で大きな「ウシさんイラスト」が表現されていた。「町おこしのために入れたい」という気持ちはわかるが、個人的に言わせてもらえれば、こういうのをやめて、そこそこ実力のあるデザイナーに「芝桜のパッチワーク」をデザインさせてみてはどうかと思う。きっと世界に通用する「アート」になると思うのだが‥。
なんだかんだで、本日より日常生活に復帰。
知床にて ― 2011/05/31
北海道にて ― 2011/05/30
思いたって、昨日から北海道にきています。
調査研究、写真撮影、休暇などを兼ねて。
ホテルでブログを書こうと思ったら、昨日はUSBケーブルの不調で、今日はLANのないホテル (T_T)。
しかたなくiPhoneで書いてます。
調査研究、写真撮影、休暇などを兼ねて。
ホテルでブログを書こうと思ったら、昨日はUSBケーブルの不調で、今日はLANのないホテル (T_T)。
しかたなくiPhoneで書いてます。
井上ひさし×蜷川幸雄×橋之助 ― 2011/05/18

昨夜はこの芝居を見てきた。(詳しくはこちら)
いやー「実に芝居らしい芝居を見た」という感想。
笑いあり、涙あり、歌あり、踊りあり、少し下ネタあり。最後はちょっぴり悲しい大団円。
しかし、中村橋之助と古田新太のセリフの長いこと長いこと。それも江戸言葉だし。休憩をはさんで3時間10分を超える上演時間中、大半がこのふたりのセリフである。役者という専門職とはいえ、すごいなぁ。
鈴木京香もなかなか妖艶な「イイ女」の役を演じていた。鈴木は、11年ぶりの舞台だそうな。11年前の舞台は野田地図のカノン。たまたまだが私はこれも見ている。
気になったところを強いて挙げれば、歌の歌詞が聞き取りづらかったこところ。江戸言葉だからという理由もあるだろうが、曲の音程やスピード、歌い方、伴奏などでもう少し聞き取りやすくしてほしかったかな。その対処として、10文字×2行の電光掲示板でカラオケのように歌詞を表示していたのだが、これを読んでいると役者の踊りや演技が見れないわけで‥。
とまれ、実に楽しく、充足した時間を過ごすことができた。
キャストとスタッフには、スタンディングオベーションを贈りたい。
カルガモの子 ― 2011/05/14
ペッパーミル ― 2011/05/09
ペッパーミル。
胡椒の粒をゴリゴリ削る器具。
しくみとしてはそれほど複雑な構造ではないが、決め手は「刃」なんだな。
若い頃から、片手でにぎって使えるものとか、カワイイものとか、いろいろなタイプを使ってきたが、最終的にはベーシックなものに落ちついた。
メーカーはプジョー。これがいい。
料理をしない人には意外と知られていないが、あの車のプジョーである。
というか、もともとプジョーは金物道具作りからはじまった会社。そして自転車を作りはじめ、その後自動車を作りはじめたんだな。
ところが、現在、ウチの2つのペッパーミルに入っているのは、胡椒じゃなかったりする。w
何せ胡椒は普段から毎日のように使う。その度に両手でゴリゴリやってたんじゃ面倒でかなわない。消費の回転も早いから、最初から挽いてあるGABANの缶入り胡椒で十分なのだ。
胡椒のかわりに入っているのは、山椒と花椒だ。
私は山椒系のスパイスが大好き。あの香りと、痺れるような舌への刺激がたまらない。鰻はもちろん、お新香、蕎麦‥何でもOK。その場で挽いた山椒は、挽いて売られている山椒と香りが全然違うのだ。
花椒は、中華料理に合う。とくに麻婆豆腐にはなくてはならないスパイスだ。具材を炒めるときにも入れるし、盛りつけてからも山盛りふりかける。
書いてたら無性に麻婆豆腐が食べたくなってきた。(^_^;)
針なしステープラー買ってみた ― 2011/05/03
コクヨから、「ハンディタイプで8枚綴じのできるタイプ」が出たというので買ってみた。
こちら。
こんな感じで綴じられる。
現実的には、針を使ったステープラーとの耐用強度の差は歴然としている。だから、何度も開いたり閉じたりする書類には使わない方がいいだろう。
個人的なメモを留めるとき、その場かぎりの配布資料を綴じるとき、「ウチはエコ活動に熱心です」とアピールするときなどに使おうと考えている。
うれしいのは、窓から「穴開け→押し出し→穴への挿入」の一連の過程が眺められるところ。
なかなか芸の細かい楽しい動きをしている。
さすがにレゴブロックでの再現は難しそうだ。(^_^;)
そうそう、名称「ステープラー」と「ホッチキス(ホチキス)」は、「クローラー」と「キャタピラー」と同じような関係(厳密には少し違うが)。
一般名称としては前者を使う方が知的だ。w
LaQで遊んできた! ― 2011/04/29

「LaQ」は、本屋さんなどで販売されているブロック玩具。
詳しくはこちら。
昨夜は、LaQの書籍を多数執筆されている浅川さんからのお誘いで「大人のLaQ教室」(こちら)に参加してきた。
浅川さんの簡単なレクチャーを受けたあと、与えられたテーマ「いきもの」の作品を、ビールを片手に自由に製作。
LaQに関しては、完成した作品を見たり、触れたことはあるけど、組んだことは全く未経験の私。四苦八苦しながら完成したのがこちら。
クジラ。(だから「造形」系は得意じゃないんだってば‥ ww)
頭と指をフル回転したあっという間の2時間。
LaQの奥深さも体感しました。(^_^;)
浅川さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
そうそう、会場になった秋葉原の「TOIQUE」は、以前このブログ(こちら)で紹介したお店。
はじめて伺う機会に恵まれたのだが、とっても感じのいいお店。雰囲気もいいし、楽しそうなおもちゃもたくさん置いてあるし。こんど秋葉原の近くに行ったら再訪したい。
お店のサイトはこちら。
木材のぬくもりメカ ― 2011/04/25

かっこいい足こぎ4輪車。
なんと4輪操舵だ!
大人でも乗ってみたくなる。
これを製作したDr.ホッピーさんのサイト「木工 大好き!」はこちら。
中でも、個人的にはこちらのメカ要素のページにシビれる。w
以前「木の歯車工房」さんを紹介したときも感じたけど、「木材」ってほんとに素敵だ。
なんかあたたかくてやわらかい。その質感は、たっぷり時間をかけて削り、磨き、表面処理をすることで生み出される。きちんと手間をかけないと完成しないんだよね。
話は変わるが、私は「塗装」という作業が苦手だ。乾くのを待ちきれないのだ。
子どもの頃からずっと。今も変わらず。
だから、私の塗ったものにはいつも必ず指紋が付いている。
こういうせっかちな人間は、木工に向いてないような気がしている。(^_^;)
そういう私だから、紹介しているような木工エンジニアに憧れるんだな。きっと。






















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