パーツ考察 − 252010/07/16



テクニックシリーズには、「パーツ固有の色」を持つパーツが多くある。
たとえば、長さが偶数のシャフトは黒(2だけは赤)、奇数のシャフトは灰色 − といったように。もちろん、白いシャフトや緑のシャフトもあるが、あくまで「特殊」なものである。

さて、その「パーツ固有の色」も時代とともに変化する。
写真は、同じパーツで新旧の色を2つずつ並べたもの。左が古い色、右が新しい色だ。

私は、展示作品や本に掲載する作品を作る際、できるかぎり「今、一般的に一番認知されている色」のパーツを使うようにしている。そうすれば、見学者や読者が作品や写真を見たとき「ああ、これはこのパーツだな」と判断しやすくなるからである。(どうしてもデザイン的に別の色を使いたい場合は、このかぎりではない)

でも、その切り替えのタイミングが難しい。
どうしても新旧の色が混在する時期があるし、「本当にこの色に移行するのだろうか?」という疑問が残る場合もあるし、手持ちの数が切り替えるには心許ない場合もある。

上の写真でピンクドットの付いた方が、現在、私が使っているパーツだ。
つい1週間ほど前、左端の「3連しっかりコネクタ」を黒から青に変えた。
中央のパーツと、その右のパーツはまだ旧色を使っている。
これらをいつ切り替えることになるのか、先は読めない。

コメント

_ SHG ― 2010年07月16日 07:09

テクニックのセットで青と黄色っぽい十字コネクタを初めて見たときは少し驚きました。それまでは灰色ばっかりだったので…。
あと、黒の十字があったのは今まで知りませんでした。3連の新色は両方とも見たこと無いです。

_ TOM ― 2010年07月16日 12:40

レゴブロックの中で特殊部品の特性、種類、を色分けしているのはテクニック系独特の方法ですね。
最近はこの継手はシステム系でも珍しくなくなりましたけど・・・。

この色分け、大まかなものを含めこの種の手段をとっている部品は
輪ゴム、軸、サスペンション、などでしょうか・・・。
シリコンチューブの色違は組みやすさの為と思ってます。

真中にあるハーフペグだけ写真以外の色がありますね・・・。
(基本がグレー以外の特性は皆一緒ですけど・・・)

_ 五十川芳仁 ― 2010年07月16日 14:59

●SHGさん
3連の新色は、最近の増えてきたものですからね。新しいテクニックのセットを買わないと出会えませんね。(^_^)

●TOMさん
> テクニック系独特の方法‥
そうですね。もともと造形を楽しむためのシステム系のパーツでコレをやっちゃうと非難轟々でしょうね。

> 真中にあるハーフペグだけ写真以外の色が
そうですね。私は白を持っていますが、赤もあるみたいですね。

しかし、灰色にも旧灰、新灰、濃灰にも旧濃灰、新濃灰があったりして、結構ややこしい状況ですね。
作品できあがってから、奥の方に色間違いのパーツを見つけたりして‥。(^_^)

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