WRO Japan 2012 ― 2012/09/24
今年のWRO Japan 決勝大会も大熱戦の中、無事閉幕。
オープンカテゴリー、レギュラーカテゴリーともに入賞〜優勝が決定し、11月のクアラルンプール世界大会への出場権を獲得するチームが決まった。
レギュラーカテゴリーは、年々ミッションが難しくなっているのだが、トップチームはそんなことなんのその。見事な発想と確かな技術でそれをクリアするマシンとプログラムを準備してくる。
一方で、ミッションが難しくなりすぎると、はじめて参加を試みるチームにとっては、やたらハードルの高い大会になってしまう。このあたりのバランスが難しい。「敷居は低く、頂点は高い」みたいなものが理想だ。
特にWROは、FLLに比べて高い「自律性能」が要求される。スタート位置にロボットを置いてオレンジボタンを押したらあとはロボットまかせ。FLLならスタートエリア付近の簡単なミッションで小得点を稼ぐことができるのだが、WROの場合、うまく動かず0点リタイアという悲しい結果もままある。まぁこれもWROならではのおもしろさでもあるのだが。
今年もユニークなメカを搭載したロボットがたくさん登場した。厳しい「部品しばり」の中、オムニホイールを搭載したロボットとか、青い大きなボールをユニバーサルホイールにしたロボットとか。小学生クラスでは、仕切りを乗り越えるために車輪をリフトアップするメカの付いたロボットもあった。もっとも、これらの斬新なメカが良い結果をもたらすとは限らないわけだが、私は大好きだ。w
オープンカテゴリーも楽しいのだが、私は毎年レギュラーカテゴリーの審査員を担当している関係で、なかなか堪能できない。残念。
今年もWRO Japanは100人を超すスタッフ、ボランティアの協力で無事閉幕した。がんばってくれた裏方のみなさん全員に感謝。
もちろん、日本全国から参加してくれた子どもたち、コーチ、保護者の方々にも感謝。
未来のWRO出場チームになるべく視察、観戦に来ていただいた方々(貴方とかアナタとかあなたですよ!)にも感謝。w
世界大会出場チームとは、来月の「強化合宿」で再会することになるはず。
え゛もうすぐじゃん。この合宿のネタも考えなければ‥‥。(^_^;)
コメント
_ 吉井 真弓 ― 2012年09月24日 12:38
_ Kanabun ― 2012年09月24日 20:01
お疲れ様でした。いつも審査のお忙しいところにお邪魔して申し訳ありません。
いつもROM (Research Only Member) の私(とかワタシ?とか、わたし?)です。
子供が飽きてしまうので、昨日は午後から伺い、表彰式まで見せていただきました。いつもながら、小学生でもあれだけのミッションがクリアできるのだと感心しました。
そろそろ、会場の鎖の中にチームを送り込みたいと思います。
(とコメントには書いておこう。)
いつもROM (Research Only Member) の私(とかワタシ?とか、わたし?)です。
子供が飽きてしまうので、昨日は午後から伺い、表彰式まで見せていただきました。いつもながら、小学生でもあれだけのミッションがクリアできるのだと感心しました。
そろそろ、会場の鎖の中にチームを送り込みたいと思います。
(とコメントには書いておこう。)
_ 五十川芳仁 ― 2012年09月25日 05:42
●吉井さん
私は私で、子どもたちからおもしろいモノを吸収してやるつもりで参加してますから。w
毎回、勉強させてもらってます。
●Kanabunさん
WROにしてもFLLにしても、観客席からの観戦だけだと、なかなかその魅力が伝わらないのが悩みどころです。中に入ってみると、すごくいろいろな楽しい体験ができるんですけどね。(^_^)
私は私で、子どもたちからおもしろいモノを吸収してやるつもりで参加してますから。w
毎回、勉強させてもらってます。
●Kanabunさん
WROにしてもFLLにしても、観客席からの観戦だけだと、なかなかその魅力が伝わらないのが悩みどころです。中に入ってみると、すごくいろいろな楽しい体験ができるんですけどね。(^_^)
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://isogawa.asablo.jp/blog/2012/09/24/6582756/tb
雨の中の選手、保護者の皆様の機材搬入も大変だったことでしょう。
小学生のコートをみても難易度があがったことを感じました。
来年は参加する側に回れるように、いろんなアイデアを吸収したつもりです。
あの大会でいろんなアイデアを見つける五十川さん。それを見つけてもらった
チームはきっとガッツポーズをとっていることでしょう。
何はともあれ、本当にお疲れ様でした。