WRO教育シンポと科学技術館と清水門2012/07/23



一昨日のWRO教育シンポジウムは、充実した事例発表と大勢の参加者の中で無事終了。

松原さん、小林さんといっしょに企画したワークショップも、概ね好評だったようだ。
企画側の意図としては、「グループワークというものは、得てして平穏なところに進みがちで、尖った斬新なアイデアは途中でふるい落とされがちである」といったことを体験してもらうことが目的だったのだが、意図に反して「そこまでするか〜!」という大人げない大人たち。子ども顔負けな自由な発想にびっくりしながらも、こういった先生方に指導されれば子どもたちも伸びるだろうなぁ − と安心安堵。
モチベーションの高い理系の先生方が多かったことも要因のひとつかも。

会場となったのは北の丸公園にある「科学技術館」。
実は私の出身大学は、ここから歩いて20分ぐらいの神楽坂にあり、所属していた軽音楽部の定例コンサートでは、何回か科学技術館内のサイエンスホールを利用したことがある。32年ぐらい前だな‥。ま、馴染み深い場所である。

さて、公共交通機関でその科学技術館に至るルートは、竹橋駅から国立公文書館の脇を通るルートか、九段下駅から田安門〜日本武道館を通るルートが一般的。
私があえて紹介したいのは、下の地図のピンク色の「清水門」を通るルート。
近代的なビルの立ち並ぶ内堀通りから、お堀方向に曲がると、いきなり上の写真のような江戸城の景色が拡がる。そのまま門をくぐると、その先は石垣と砂利でできた1段30cm以上あるような階段。雑草や苔が古めかしさを演出する。人通りも少なく、落ち着いた雰囲気。
ほどなくアスファルトの地面に出ると、そこはもう科学技術館の敷地。
九段下からだと、田安門を通るルートと同じぐらいの距離、竹橋からだとちょっと遠回りになるかな。

今後、何かイベントで科学技術館を訪れる際には、このルートもぜひご検討を。
そうそう、このルートはバリアフリーとかになっていないから、レゴブロックやその作品をいわゆる「ゴロゴロ」(キャリーケース?)で運ぶのは無理です。w


コメント

_ Kanabun ― 2012年07月23日 19:27

今後は、WROシンポジウムにも参加させていただく予定です。しかし今回も、BumBの決勝を覗きに行くだけになりそうです。あしからず。

_ 五十川芳仁 ― 2012年07月24日 06:28

●Kanabunさん
来年は教育シンポにもぜひご参加ください!

WROにしてもFLLにしても、「すそ野を拡げたい」と言っているわりに、一般の人が「いつどこへ行けば観戦できるのか」という情報の広報が足りないんですよね。だから紹介しにくくて‥。
WROの懇親会では、上記のことをもっと広報するようにお願いしておきましたので、今後は少し改善されるかもと‥。

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