実践プロジェクト報告会 ― 2012/02/19
先々週、神奈川工科大学で「実践プロジェクト」の報告会が開かれた。
私が「テクニカルライティング」の指導をしている学生たちも成果を発表。
要点をきちんとおさえた、なかなか立派な発表だった。パチパチ。
私は、基本的に学生に「良いマニュアルの作り方」は教えない。「良いマニュアルを作るための考え方」を教える。学生は、自分で何を解決すべきかを考え、試行錯誤しながらカタチにしていく。人に教えられたものはすぐに忘れるが、自分で考えたものは忘れない。
ある意味、突き放し系の指導だが、ターゲットユーザーのことを真剣に考え、想像し、しっかりしたマニュアルを完成させてくれた。きっとこの経験はテクニカルライティングのみならず、いろんな場面で活きてくると思う。
一方、こちらは「プロダクトデザイン」の授業の教え子たちが、研究活動として制作したマシン。マインドストームを使った「野菜炒めロボット」。w
上部に野菜をセットしてスイッチを入れると、電磁調理器がオンになり、油が引かれ、適度な温度になったら、野菜が刻んで落とされ、トングで野菜がかき回される。
心配なところとか、ツッコミどころとか、いっぱいありそうだけど、実に楽しい。(^_^)
当日は稼働していなかったが、今度ビデオをYouTubeにアップするように頼んでおいたので、アップされたら、またこのブログなどでお知らせする。

野菜炒めロボットを制作した面々。
図書館に置いてある私の著作も大いに参考にしたとのこと。‥‥買えよ!w
コメント
_ 吉井真弓 ― 2012年02月19日 07:28
_ 五十川芳仁 ― 2012年02月19日 14:16
●吉井さん
ヒントを出す − というのは、単純に教えるよりも難しいですからね。
相手の様子を見ながら、タイミングを見計らって、どこまでヒントを出せばいいかを考えながら‥‥と。
ヒントを出す − というのは、単純に教えるよりも難しいですからね。
相手の様子を見ながら、タイミングを見計らって、どこまでヒントを出せばいいかを考えながら‥‥と。
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と!話が終わりそうになりましたが、私もやり方より考え方が大切だと、思い子供や後輩にヒントを出し続けてます。気づいてくれるかが問題なんですけどね~(*^_^*)