パーツ考察 − 142010/05/07



今回はこの写真の右のパーツ。
十字穴と丸穴の付いた長さ2のリフトアーム。


2008年に登場している。ちなみに左のパーツは2002年の登場。
この部品が出てきたことにより、1ポッチクランク(ストロークは2ポッチ)を簡単に作ることができるようになった。


左がこのパーツを使ったクランク。
右は、このパーツがない場合のクランク。ハーフ厚のリフトアームを2枚重ねて使っている。この場合、クランクが接合する相手は、物理的に丸穴に限られる。(相手が十字穴の場合、長さ2のシャフトで結合することになり、自由に回転しなくなってしまう)

ここで、なぜ一番上の写真で2つのパーツを撮影したかを説明する。
実は、同じ形状で穴だけが異なるパーツというのは、結構めずらしい。
さくっと目の前にあるパーツで探してみると、このくらいしか見つからない。


形状が同じには見えないが、機能的に丸穴と十字穴の差があるだけのパーツには、次のようなものがある。それでも数えるほどである。


さて、一番上の写真の2つのパーツ、これからも併存してくれることを祈る。

コメント

_ Kanabun ― 2010年05月07日 07:14

シャフトを組み付ける際、自由に動いてほしいときと、動いてほしくないときにバーツ選択に悩むことがあります。ご指摘の通り、こういう基本的な部品は製造し続けていただきたいものです。

_ SHG ― 2010年05月07日 22:23

これも持ってませんが、bricklinkとかmlcadとかで見ていたので知っていました。クランクは毎回結構迷って、リンクの方を丸穴にしたり中型のプーリーを2枚使っていましたが、これだと簡単に、しかもコンパクトに出来そうな気がします。

_ 五十川芳仁 ― 2010年05月08日 06:14

●Kanabunさん
まったくおっしゃる通りです。

●SHGさん
そうなんです。このパーツに出会ってから、クランクで悩むことが減りました。
画一的になっているとも言い替えることができますが‥(^_^;)

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