久しぶりの「パーツ考察」。
箱状態で積まれていたウニモグ(
8110)を開封、製作、分解したので、そのあたりのパーツからしばらく取り上げていこうと思う。
今日は、足回り。
まずタイヤ。はじめて見るタイヤだ。
径94.3mm、幅38mm。適度な溝がある四角いタイプ。
そういえば、レゴブロックのタイヤにも溝付きと溝なし(スリックタイヤ)があるけど、実際に走行試験するとどのくらい性能が違うもんかな。いろんな路面で加速、定速、カーブなどの試験をしてみたいところだけど、実際にやろうとすると大変そうだな。w
閑話休題。
このタイヤを支える軸がこれ。
ウニモグでしか手に入らないパーツだ。
このパーツの主たる役割を挙げていく。
「重い車体重量を支える」。
最近の大型自動車モデルはさまざまな機能を盛り込み、重くなる傾向にある。かといってビジュアル的に建設系車両のように6輪やクローラーにはできない。
車全体の重量を4本のシャフトで支えようとすると、かなり無理が出てくる。
このパーツなら、ガッシリとタイヤを固定し、車体側にもガッシリ取り付けることができる。
「コンパクトに足回りの機能を付加できる」。
これだけの穴(丸穴、十字穴)があるので、ステアリングやサスペンションなど、付加的な機能を付けやすい。
今までの大型車両には下のような軸が使われてきた。
これはこれで使えるのだが、あまりにも応用がしにくい。
新パーツは、これよりずっと使い勝手が良さそうだ。
特に、下のようにパーツ
内にギアを内包できることが大きい。
このようにギアを組み込むことで、車軸より高い位置に駆動軸をシフトすることができるのだ。車体と路面のクリアランスを大きく取りたいときなどに重宝すると思う。
写真は16歯→16歯の組み合わせだが、ギアを変えることでさまざまなギア比に対応することもできる。
なかなか便利そうでしょ。
と長々と考察してきたが、自身はなぜかあまり大型の車両を作る意欲が沸かないタイプだ。w
だから、このパーツ類はこのままお蔵入りするかも‥。
ウニモグはハブリダクションですからね~。
それを再現するために新部品を起こしたのですね。
この部品の他の使い道となると・・・。
うーん・・・。