パーツ考察 − 66【ながいコネクタ】2012/10/23



以前「なかなか使い途が思いつかないよね」と紹介したこのパーツ。
先日、作品を作りながら「あ、これいけるじゃん」という使い方をみつけた。


こうすれば、Mモーターが一発でリフトアームに固定できる。


ここまで作って、ギア、シャフト、モーター、コネクタ以外は3パーツだけ。

これ、結構便利パーツだ。

コメント

_ 吉井 真弓 ― 2012年10月23日 07:45

動きを直進ではなく、垂直に伝えるって課題だと思ってます。

負荷がかかりやすい分、ゆがみや隙間が起きやすいのは、構造上の問題なのかしら?

_ 吉井真弓 ― 2012年10月23日 07:47

垂直の対象な言葉は直進?

平行?

日本語ってムズカシイデスネェ

_ 五十川芳仁 ― 2012年10月23日 08:30

●吉井さん
軸(シャフト)を主体に語る方が少しだけ伝わりやすいですね。「回転を平行な軸に伝える」「回転を直交する軸に伝える」みたいに。
直交する軸に伝える場合は、両方のギアに対して逃げる方向に力がかかりますから、いかにそれを抑え込む構造にするか − がポイントですね。

_ 吉井真弓 ― 2012年10月23日 18:12

いきなり、わかりやすくなりますね。

ありがとうございます。

雰囲気や擬音だけで説明をしてきているのがバレバレですね。

LEGOブロックのみで、構造や強度など話の幅が広がるのには毎回びっくりです。

_ 歯車屋 ― 2012年10月23日 19:26

歯車の話には黙っていられません(笑)

歯車は特殊な場合を除き、2個以上を組として使用します。
複数の歯車の組み合わせを『歯車対』と言います。
歯車対の働きは、三つの要素で表すことができます。

 1.離れた軸に回転を伝える
 2.回転の向きを変える
 3.回転を変える

 このうち、『1』の軸の関係は
 1.平行
 2.垂直
 3.ねじれの位置

 の3パターンに分類されます。この作例の軸の関係は垂直ですね。
ウォームギヤとウォームホイールの軸は『ねじれの位置』となります。

 機械要素は単純な形状に分類するとわかりやすいですよ(^-^)

_ 歯車屋 ― 2012年10月23日 19:28

うう、訂正です。ごめんなさい(>_<)

誤) 3.回転を変える
正) 3.回転数の比を変える

_ 五十川芳仁 ― 2012年10月24日 06:38

●歯車屋さん
さすが本職、わかりやすい。(^_^)
このブログを読んでいる少年少女+少年少女な心の大人。メモメモ。

_ 吉井真弓 ― 2012年10月24日 18:28

歯車屋さん。

大変ためになりました。ありがとうございます。
そんな友人がいる五十川さんにも感謝です。

_ potato ― 2012年11月24日 09:49

車を作る時役に立ちました

_ 五十川芳仁 ― 2012年11月24日 10:45

●potatoさん
それは良かった。(^_^)

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム投稿が多いので質問認証を設定します。
私の名前「イソガワ」を、ひらがなで書き込んでください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://isogawa.asablo.jp/blog/2012/10/23/6610140/tb