飛び出す絵本とレゴブロック2012/06/30


私は、小学生のころから飛び出す絵本を作るのが好きだった。
紙を切ったり、貼ったり、絵を描いたりしながら、平面と立体を行き来する様子がたまらなく好きだった。
パソコンが拡がる前、専用ワープロの時代にも、ワープロの罫線機能を使って図面を引き、飛び出す絵本(絵は入ってないけど)の設計で遊んでいた。20歳前後の頃かな。

教育話に無理やり絡ませるつもりはないけど、この「飛び出す絵本作り遊び」は、2次元と3次元の境界を楽しみながら学ぶにはとてもいい教材だと思っている。

そんな時代を思い出し、飛び出す絵本とレゴブロックを組み合わせることで何かできないかなぁ − と挑戦してみた。ところが、これがなかなか難しい。


「ポッチがが上向き」というルールで作る場合、横開きのタイプは、比較的作りやすい。
幅と奥行きがイコールなので、全面に1ポッチ幅×の1ブロック高のグリッドを引いておけば、それに合わせて切るだけだ。多少複雑な形状でも行けそうだ。


合体するとこうなる。
いろんな色のサインペンで絵を描けば、楽しいクリスマスツリーになりそうだ。



縦開きになると、とたんに難しくなる。幅、奥行きのスケールと、高さのスケールが異なるためだ。静的なグリッドだけでは対処できない。個別の設計が必要になってくる。(もっとも四角柱を飛び出させるだけなら簡単なんだけどね)



このくらいの形状だと、中学生あるいは高校生以上じゃないと、設計するのは難しいかな。
ま、やってみるとそれなりに楽しいので、興味とお時間のある方はぜひチャレンジを。w


そうそう、背面から見てもカワイイですよ。

ちなみに、参考までに紹介した3作品の設計図を、PDFファイルにしてZIPで圧縮した。


コメント

_ 吉井 真弓 ― 2012年06月30日 05:28

ダマし絵の本の到着を待っている時に、この話題はうれしいですね~

古い本ですが、工作ページもあって到着がたのしみです。

_ kwd ― 2012年06月30日 21:05

いつ見てもレゴだけの枠でなく、プラスαがあるところがすばらしいですね.
これからも楽しみにしてます。
もちろん明日、子供と一緒にレゴと紙を使ってやってみます.

_ 五十川芳仁 ― 2012年07月01日 05:37

●吉井さん
だまし絵も楽しいですよね。旅先などで「トリックアート〜〜」とかあると、入ってしまいます。大抵、後悔しますが。w

●kwdさん
ありがとうございます。お子さんにもよろしく!

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