パーツ考察 − 56【Pneumaticポンプ】2012/02/02



こちらも現時点でウニモグ(8110)だけに入っているパーツ。
長さ6ポッチのPneumaticのポンプ。

上の写真左が従来の5.5ポッチ長のポンプ。
右が新型6ポッチ長のポンプ。
シリンダーのストロークは全く同じで2ポッチ分。

この進化は大歓迎だ。
Pneumatic系の作品が格段に作りやすくなるし、ひと回りコンパクトにできる。


従来のポンプの場合、なんらかの方法で半端な「0.5ポッチ分」を吸収する必要があった。
写真左は、カムを使って0.5ポッチずらしているところ。この他にも斜めにポンプを配置する方法など、ひと工夫する必要があった。
ポンプは特に強い負荷がかかるところだけに、構造が複雑になればなるほど強固に補強する必要があり、当然その分だけ機構が大きくなることは避けられなかった。

それが、新型ポンプなら1発。頭をひねる必要は全くない。あっけない。

これが出回れば、余程特殊な場合以外、旧型ポンプの出番はなくなるような気がする。

ただ、これまた今のところ入手難。
ウニモグ買っても入っているのは1個だけ。
BrickLinkでの平均価格は800円! どひゃ〜。w

レゴブロック加湿器完成2012/02/05



インフルエンザ予防には加湿!
夏にレゴブロックで扇風機(こちら)を作ったなら、冬は加湿器だろう − ってなノリで加湿器を作ってみた。
長時間運転するものなので、トレインコントローラーで給電。


加湿方式は、一番自然に近い加湿が得られる「気化式」。
ループ状の手ぬぐいが、下に置かれた水溜めトレイを通ってグルグル回る。そこにファンで風を当てると − いう単純な構造。


ファンとモーターは直結。その途中のウォームギアで手ぬぐい巻き上げ 機構に回転を伝達。
1/24の減速を2回しているので、手ぬぐいを回すタイヤはモーターの1/576の回転スピード。実にゆっくり、ゆったり回る。

昨日、プロトタイプができ上がっていたのだが、布の上部にシワが寄りやすいのでタイヤを追加。一部補強して完成に至る。

効果のほどは不明。w
ただ、濡れ手ぬぐいを掛けておくだけよりは効果はあるだろう。トレイの水がなくなるまで効果が続くしね。

黄八丈・織り機・レゴブロック2012/02/07



昨年末に出かけた八丈島の「黄八丈会館」にて、自身が織った黄八丈。
先月には、末端処理されて郵送されてきていたのだが、取り上げる機会を逸していた。

実に品のある素敵な色、透明感のあるツヤ。
糸は良いんだけど‥ね、織りがだめだめ。
綜絖(そうこう:持ち上げる糸のグループ)を足のペダルでコントロールしながら、模様を表に出したり、引っ込めたりするわけだが、これがなかなか手ごわい。
杼(ひ)を入れる方向によって踏むペダルが変わったり、そっちに気がいってると端で折り返す力加減が雑になったり‥。
先生に教わりながら、2時間ぐらい格闘したけどレベルアップには程遠く‥。
もう少しスキルを磨きたいところだが、さすがに織り機はこの部屋に入らない。w

そういえば、もう5〜6年前かな。レゴブロックで手動の織り機を作ったなぁ。
それほど目を細かくできないから、経糸、緯糸ともに太めの毛糸を使って、何枚もコースターを作ったっけ。
何も記録に残していないんだよなぁ‥と思ったら、JMUGのレポートに残っていた。


写真も少し拝借。


2005年だったのかぁ。みんな若いぞ。w
白いパーツを多用していた頃だ。

レゴで手ぬぐいタペストリー2012/02/09



釣り竿じゃないよ。


仕込んだ磁石でこうやって手ぬぐいを留めて、壁に吊るす。


こんな感じで、リビングの壁を彩ってます。

以前から飾ってあったんだけど、手ぬぐいの端を両面テープでループ留めして、そこにシャフトを通して‥っていう面倒な仕様だった。それを磁石仕様に変更したらとても付け替えが簡単になった。

手ぬぐいは、毎年季節感のあるものや楽しいものが発売される。
新品で買って、タペストリー→ランチョンマット→ハンカチ→ダスター‥と役割が変化する。(昭和の時代だとこのあと「おしめ」とかになるね)

Y杉さんが止まらないw2012/02/10



Y杉さん、今度はレゴブロックでアンプまで作ってしまった。w
真空管のプリアンプに、デジタルパワーアンプ。


次は、CDプレーヤか‥‥いや、きっとアナログレコードプレーヤーだな。きっと。w

FLL全国大会は明後日2012/02/10



明後日2月12日(日)は、FLL(FIRST LEGO League)の全国大会。
場所は、埼玉大学(こちら)。(受付は「教育学部A棟」)
午前中は主に審査員に対するプレゼンテーション。
公開ロボット競技は11時半ぐらいからのはず。

今年も地方大会を勝ち上がってきた子どもたちの雄姿が見られると思うとワクワクする。
少年少女、ファイトだ!

さて、私は何を着ていこうかな。

FLL全国大会閉幕2012/02/13



埼玉大学教育学部の校舎に集まった日本の未来を築く子どもたち。w
ってなことを考えながら、ステージ上からオープニングセレモニーの様子をパチリ。


それをさかのぼること20分。
写真は「審査員控室」において、審査のグループ分けや審査の手順、方針などを綿密に打ち合わせているところ。ちなみにお昼のお弁当もここで食べる。w


さて競技。
今年のミッションは難しかったなぁ。
例年なら、全国大会だと400点満点を出すチームも珍しくないのだが、今年は最高点を出したチームでも275点。
でも審査員としては、子どもたちが工夫に工夫を重ねて生み出した千差万別な解決方法を見ることができてとても楽しかった。

全体に「巨大で複雑」と「小さくシンプル」の両極端なマシンが目立ったという印象。
また、今年のロボットのトレンドとして、より直進性を高めるために、タイヤの凹みを極力減らす対策をする − というチームがいくつもあった。
このテーマについては、近いうちに「パーツ考察」で取り上げようと思う。



そんな中、晴れて世界の舞台に旅立つ4チームが決定。
おめでとう!
上の写真は、残念ながら世界への切符は逃したが、とてもしっかりした分かりやすいロボットデザインプレゼンテーションをしてくれたチームを表彰しているところ。

がんばった子どもたち、引率の先生や親御さん方、ボランティアスタッフのみなさん、私以外の審査員の方々、みなさんに感謝。
なお、今年は会場と時間の都合なのか、例年私とJIN SATOさんでやっている「ロボットパフォーマンス」はなし。


あと、今年のテーマのマークにある「ご飯に箸を立てたイラスト」はいかがなものかと‥。w

50歳なんだなぁ。2012/02/14



びっくりしちゃうな。
自分が50歳なんて。
物心ついた幼少のころのおじいちゃんやおばあちゃんが50歳ぐらいだったわけで、自分がその歳になるとは想像もできなかった。

成人式もしてないし、就職もしてないし、結婚式もしてないし、なんだか人生のケジメがないまま、やりたいことをやりつつ、ここまで生きてこられたのは、本当に回りの方々のおかげだと思っている。これ、若い人にはピンと来ないと思う(それはそれでいい)が、歳を重ねるごとにその思いは強くなる。感謝だ。

特に4人の女性には大いに感謝したい。
高校まで育ててくれた母親。大学に入ってから約2年間、バンド活動を含めてほとんどの時間を共有した女性。大学卒業前に一緒に暮らしていた女性。そして今の彼女。
たぶん、私のモノゴトの考え方や生き方は、ほとんど彼女たちの影響によって確立したものだと思う。じゃ、私が彼女たちの人生に良い影響を与えたかというと、たぶん迷惑の方が多いだろう。w
感謝と同時に謝罪もしなければ‥。

さいごに、50歳になった五十川から、このブログを見ている青少年諸君へのメッセージ。

「レゴもいいけど、恋もしろ!」

ただし、2次元とかアイドルへの恋じゃダメだかんね。w

二重螺旋のブランコ2012/02/15



宇宙エレベーターの大会などでお世話になっている佐藤先生が、レゴブロックでDNAのモデルを作ろうとご苦労なさっているのを見て、ちょっとお手伝い − と思って作りはじめたら、これがなかなか楽しい。
できたDNAをモチーフに、「二重螺旋のブランコ」(The Double Helix Swing)という作品にしてみた。
久しぶりに「動かない」作品である。


やってみると、螺旋を作る方法にはいくつもの方法がある。
頭の体操と思ってチャレンジしてみるのも面白いと思う。

プレゼントの角帯2012/02/17



誕生日のプレゼントとしてもらった角帯。
彼女の手作り。(^_^)

生地は、友人のお母さんが亡くなった後、いただいた羽織を解いたもの。
半世紀以上(70年ぐらいになるかも)の時代を経た「銘仙(めいせん)」が、こうして再び活用される。和服文化って、こういうところが、なにげにスゴイと思う。

モチーフの植物はなんなんだろう。5枚?の花弁の黄色い植物。ツボミ?実?の付き方も特徴的なので見る人が見れば分かると思うのだが、私には無理。w
お分かりになる方は、ぜひ教えていただきたい。

FLL全国大会のときにも締めていたのだが、羽織を着ると帯は目立たないんだよなぁ。