撮影ボックスの製作 ― 2011/11/11
私の著書「MINDSTORMS NXT オレンジブック」「LEGO Technic 虎の巻=ブロックで作るキカイの本=The LEGO Technic Idea Book」などの写真は、ほとんどハクバ製の撮影ボックスを使って撮影してきた。(こちらの下の方に外観の写真がある)
この撮影ボックス、基本的には何も問題はないのだが、いくつか改善したい点があった。
ひとつはヤワな点。携帯用の撮影ボックスだからしかたないのだが、ちょっと腕や照明がぶつかるだけで位置が動いたり、直方体がかしいだりする。
もうひとつは手前の開口部下側の横棒(下の図の赤い棒)が邪魔な点。

たとえば、作品を真上に近い角度から撮影したいときには、作品をぐっと手前に寄せることになるのだが、この棒にかかると作品が傾いてしまう。
そこで、思い切って撮影ボックスを自作することにした。
まずは材料。
モノを載せるものじゃないので13mmのステンレス製パイプのフレームにすることにした。

撮影ボックス内でピカピカ光ってはマズいので、それらをつや消し白
スプレーで塗る。
相変わらず「塗装」は私の弱点。乾くのを待ちきれないセッカチさん。

それを朝の4時から金槌でタントンタントンと組み上げたところ。
想像以上にしっかりしている。

ディフューザーとなるシートで囲って。背景となる布を垂らして完成。

ホワイトバランスを合わせて、テスト撮影。

まあ、あたり前だけど、出てくる画像はそれほど以前と差異はない。
ただ、前より光を通しやすいディフューザーを使った分、画像にツヤが出ていると思う。ミニフィグのヘルメットあたりで確認できる。
これから背景の生地のバリエーションを作ったり、いろいろ細かな調整が必要となる。
週末のうちにできるかな。
コメント
_ アキバ@さいとう ― 2011年11月11日 11:43
_ 五十川芳仁 ― 2011年11月12日 04:57
●アキバ@さいとうさん
ライティングボックスを設置すると、本当に撮影が楽になりますよ〜。
ホワイトバランス、シャッター速度、絞りなど、一通りセッティングを決めて、カメラに登録しておけば、あとはいつでも撮るだけですから。
パイプのフレーム一式(400×400×500mm)は5000円弱でそろいました。
今回の購入は下記のお店です。(先頭にhttp://を)
item.rakuten.co.jp/e-kanamono/c/0000000218/
ディフューザー用シートや背景布は、100円ショップや日暮里繊維街(^_^;)などでの調達です。
でも、システム系だともう二回りぐらい大きくしないと使えないかもね。
ライティングボックスを設置すると、本当に撮影が楽になりますよ〜。
ホワイトバランス、シャッター速度、絞りなど、一通りセッティングを決めて、カメラに登録しておけば、あとはいつでも撮るだけですから。
パイプのフレーム一式(400×400×500mm)は5000円弱でそろいました。
今回の購入は下記のお店です。(先頭にhttp://を)
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ディフューザー用シートや背景布は、100円ショップや日暮里繊維街(^_^;)などでの調達です。
でも、システム系だともう二回りぐらい大きくしないと使えないかもね。
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写真が苦手……というよりライティングが苦手なので、
うまく撮れそうなライティングボックスほしかったんですよ~。
完成したら、予算なんかも公開してくださいね!
もし、価格非公開であれば、
今週の土曜にこっそり教えていただけるとうれしいです!