愛すべき着物文化と職人の技 ― 2011/02/21

昨日は着物を着て、これを見に行ってきた。
その昔、神田川、妙正寺川流域(今の駅で言うと下落合、中井付近)には300軒以上の染色関連会社や職人が集まり、京都、金沢に並ぶ産地として知られていたとのこと。
今も、数は少ないがいくつもの工房が残っている。
このような染物や織物の技術、仕立ての技術は、江戸時代にイキナリ生まれたものではない。奈良時代、平安時代から、時代とともに変化しながら、受け継がれてきたものである。
洋服の台頭で、一気に市場規模は小さくなってしまったが、着物に関連する技術はこれからも残って欲しいし、残すべきだと考えている。
それも「守る」という形ではなく、「変化する」という形で。
最近は若い女性を中心に、着物にブーツを合わせたり、着物の中にTシャツを着たりといった和洋折衷のアレンジを楽しむ人々が増えてきた。こういった人が増えるにしたがって、よりセンスの良いアレンジを目にすることも多くなってきた。昨日も「あっカワイイ!」という着こなしの子が何人もいた。
とても良いことだと思う。どんどん「今風」の着こなしを拡げて、着物を日本人の日常風景の一部にして欲しいと思う。
自身も、どんどん着物を着て、着物を盛り上げるイベントに参加して、できれば、今風のアレンジも勉強していこうと思う。
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