謹賀新年2011/01/01



あけましておめでとうございます。

私の今年のテーマは「チャレンジ」。

かといって「失敗を恐れず」とか、「過去を一度白紙に戻して」とかというつもりはない。
今まで蓄積したあらゆるものを最大限に活かしつつ、失敗することを極度に恐れて回避しながら、もっともっと新しくて楽しいことにチャレンジしようと思う。

それは、全く手を付けてこなかった分野のライティングかもしれない。
レゴブロックと全く関係ないと思われるような分野とのコラボレーションかもしれない。
子ども向けではないレゴ教室かもしれない。
何がどうなるかわからないけど、自分でも驚くようなチャレンジをしていきたい。

私自身、いっぱい頭をひねって新しいことを企画し、どこかの誰かさん(ここを見ている貴方かも)に持ち込んでいく。そのときは、ひとつ相談に乗っていただきたい。
逆に「イソガワにこんなことやらせてみたい」とか、「イソガワとこんなことやってみたい」とか、「イソガワをこんなものを見せてやりたい」とかのアイデアがあったら、お気軽に声をかけていただきたい。

こんな私ですが、昨年同様、みなさま今年もよろしくお願いいたします。

さて、お節料理でお屠蘇でもいくとするか。

レゴ製型枠で手作り石鹸2011/01/03



なんだこれは。

我が家では、何年か前から「手作り石鹸」で生活している。
純粋なオイルをベースに、不要な混ぜ物のない素朴な石鹸。手、顔、身体をこれで洗う。
これを使いはじめてから以前より肌の調子が良くなった気がしている。

昨年末、「ストックが減ってきたので石鹸を作る」と彼女が言う。
通常は、牛乳パックを縦割りにしたような箱に、オイルと苛性ソーダの混合液を流し込む。
それに便乗して、私はレゴブロックで型枠を作ってみた。苛性ソーダはそれなりにキツイ薬品なので、変質しても後悔しないような色のパーツを使った。
上の写真は、その型枠に液体を流し込んでしばらく経ってから撮ったもの。



2週間ぐらいしてから、型枠を解体し、取り出したときの写真。
ここからまたしばらく寝かせる。


で、熟成して完成。
ハート型をイメージして型枠を作ったのだが.......イビツだ。(; _ ;)
敗因は取り出しのタイミングが少し早かったことかな‥。あるいは、流し込む前に型枠に何か剥離剤のようなものを塗るといいのかな‥。要検討。

次回はいつになるかわからないが、再チャレンジの予定。

山梨で宇宙エレベーター教室2011/01/04




来週末1月15日(土)16日(日)、山梨県立科学館で宇宙エレベーター教室が開催される。


宇宙エレベーターの基本を学んだ後、レゴブロック(サイエンス&テクノロジーセットをベースにした宇宙エレベーターセット)を使って、リモコンで動くクライマーを製作する。
横浜、郡山に続き3回目の開催。終了後の子どもたちのアンケートを見ると、ほとんど「楽しかった!」との感想。
今回も多くの子どもたちに参加して欲しい。要予約。

この他に、クライマーの昇降のみを楽しむ体験コーナーや、クライマーを少しだけカスタマイズして昇降させるコーナーなども準備する予定。こちらは予約不要。

山梨県、近県にお住まいの方、ぜひ。

私はトビー君のメンテのため、14日に山梨入りして「鶏もつ煮」を楽しむ予定。w

レゴで名札2011/01/06



ミーティングやイベント、パーティなどで使われる「名札」。
ほとんどの場合、カッコ悪い。

カードそのものが、名字を大きく印刷しただけのもの(この場合、私は手書きでふりがなを記さなければならない)だったり、雑な手書きだったり、名刺を入れろ...っても字が小さくて顔くっつけないと見えないし。
ホルダーも多くの場合使い捨て用に近いモノで、カードが入れにくかったり、クルクル裏返しになったり、肩や背中にぶら下がっていたり。

「それなら、自分の名札は自分で持ち歩けばいいんだ」ということで、レゴブロックで作ってみた。
主役はあくまでも「自分の名前」なので、名前以外は黒をベースにシンプルに。


裏側。
少し重いが肩が凝るほどでもないし、かえって胸の前での落ち着きが良い。


ポッチもあるし穴もあるから、TPOに合わせてカスタマイズも自由自在。
夏なら、モーターとバッテリーボックスを仕込んで扇風機付きにだってできる。w

みんなひとりひとりが、個性あるコダワリの名札をぶら下げて集まるパーティって、なんとも楽しげではないか。話のキッカケも作りやすいし。

「名札は持参で」運動でもはじめますか。(^_^)

観劇・大人は、かく戦えり2011/01/07



演劇「大人は、かく戦えり」を見てきた。


子どもの喧嘩が原因で対面した2組の夫婦。
はじめは「大人らしい状態」で、理性的に議論をはじめるが、小さな意見の相違、齟齬からだんだん「大人げない状態」に変わりはじめる。アルコールが入りはじめると、さらにエスカレート「キレまくる状態」へ。

登場人物は4人。、大竹しのぶ、段田安則、秋山菜津子、高橋克実。

冒険を楽しむようなダイナミックなストーリー展開もないし、どんでん返しもない。大掛かりな舞台装置もなければ、スモークも派手な照明もない。ただ、淡々と4人の登場人物の心の起伏が、コメディタッチで描かれる。
役者の個性と力量が必要とされる難しい芝居だと思う。
それを4人が好演している。
特に大竹しのぶがすばらしい。

しかし、日本人顔の日本人同士が、あまりフランス的でもない舞台と衣装で「ミッシェ〜ル」「ベロニカ〜」とか呼び合うのはどうなんだろ。日本の名前版があれば、それも一度見てみたい気がする。(^_^)

ともあれ、「人間って、かわいいよなぁ」という暖かい気持ちを感じた舞台だった。
多謝。

磁石の集合写真2011/01/08



注文してあったネオジム磁石が届いた。
レゴブロックを使ったプロジェクトの研究、企画のために使う。
プロジェクトについては、大枠が確定するまで公開できないが、その研究過程で磁石で遊ぶネタはぽろぽろと生まれると思うので、随時レポートしていく予定。

磁石って素朴に面白い。
私が小さい頃はフェライト磁石しか手に入らなかったので、そこそこの遊びしかできなかったけど、ネオジム磁石ならもっともっと遊びの幅が広がると思う。全然磁力が違うもんね。

いろんな寸法のネオジム磁石。この写真のように「ソレナリの形」に並ばせるのに一苦労。ちょっと気を抜くと、一瞬のうちにぐしゃぐしゃに固まってしまう。それを1個1個引っぺがして、並べ直して‥‥結構面倒でした。(^_^)

ちなみにネオジム磁石は、マグネットジャパン(ここ)で買っている。
なお、同じショップが楽天にも出店しているが、楽天の方がサイズバリエーションが少ない。

魔改造・なんでもネジ切り隊2011/01/10



「魔改造」という言葉の定義は実にあいまいだが、まあレゴブロックの場合、一般に「パーツに改造を施す」という意味になるようだ。
魔改造したパーツは、もはやレゴブロックではない。だから「レゴブロックで△○を作る選手権」みたいなもので、そのパーツを使うことはできないし、許されない。

それを承知の上で、ちょっと魔改造をしてみた。
「レゴブロックとして使う」というよりは、「素材として使う」ときにこの改造法を知っていれば、イザというとき少しは役立つのではないかと。

上の写真は、シャフトと棒(StarWarsのライトセーバーと同じ棒)にネジを切ってみた。
シャフトのネジは⌀5mm、棒のネジは⌀3mmである。
なお、コントロールセンター初期型などには、純正パーツとしてネジ付きシャフトがついていたが、今やレアパーツである。そのネジとの互換性はない。


こちらは穴の内側にネジを切ってみた。
左のビームは⌀6mm、右の横向きポッチ付き1×1ブロックは⌀4mm。



ちなみに、これらがネジ切りに使う道具。
左がシャフトなどにネジを切るときにつかう「ダイス」。
右が穴の内側にネジを切るときにつかう「タップ」。

単品で買うとそれなりに高価。いろんなサイズの詰め合わせセットの方がお得かも。


こちらが私の持っているタップ&ダイスのセット。これで3000円しなかったはず。

ポチマグで遊ぼ!2011/01/12



「ポチマグ」は1ポッチサイズのマグネット。勝手に命名。(^_^)
サイズは直径5mm×高さ1.5mm。

ショップ(マグネットジャパン)ではこちら
ひとつ35円70銭。
10個買うとひとつ29円40銭、100個買うとひとつ22円05銭‥‥って感じで大量に買えば安くなる。(価格は1月12日現在)


こんな風に、ポッチの入るところにスッポリ入る。
ただし!
上の写真の左の例のように、すき間のないところに押し込むと取り出せなくなる可能性が高いので注意。また、ふつうのポッチの直径は4.9mmぐらいなので、ふつうのポッチでもキツキツのリフトアームの穴には入らないと思った方がいい。


もちろんミニフィグの足の裏にもぴったり。
ふくらはぎの部分にある穴から細い棒で押せば、簡単に外せるので安心。
ネオジム磁石は強力。なので、コウモリのように天吊りするとしても磁石を仕込むのは片足で十分。


磁石がくっつくところなら、どこでもピタッ!
「レゴ純正パーツ」ではないので、コンテストやロボット大会などでは使えないが、ちょっとした装飾や遊びにはかなり「使える」アイテム。楽しいぞ!。

ミニマグで遊ぼ!2011/01/13



昨日の「ポチマグ」よりひと回り小さなマグネットなので「ミニマグ」と呼ぶ。
直径3.5mm×高さ4mm。

ショップ(マグネットジャパン)ではこちら
ひとつ42円10銭。
10個買うとひとつ38円85銭、100個買うとひとつ29円40銭。(価格は1月13日現在)


ライトセーバーの「棒」の直径が3.2mmなので、それよりも少し太い。
このため「棒」の差し込める「穴」には入らないが、上の写真のような「U型」のツカミには収まる。(ちなみに、3mmの磁石は穴に入るがスカスカで固定できない)


パーツを近づけると「ピシュン」とくっつく。小さくても強力だ。


どんな使い方ができるかはアイデアしだいだが、真っ先に思いつくのはアタッチメントの速攻交換。美しくて強い彼女の場合は、武器とヘアーブラシの速攻交換ができることを喜んでいるらしい。


こんな感じで危機一髪のシーンを演出するときにも使える。
さらに一番下の彼女に袋を持たせて、その袋に友だちと交互にパーツを入れていき、「落ちた方が負け」というゲームもできる。

「ポチマグ」と「ミニマグ」。今のところ、買ってきてすぐに実用的にレゴブロックとコラボできる磁石はこの2種だけ。
磁石マニアな方はぜひ。

なお、私はマグネットジャパンの関係者でもなければ、バックマージンがあるわけでもありません。念のため。(^_^)

ミニマグとアームの穴2011/01/14



先日も少し触れたが、直径5mmの「ポチマグ」は、微妙なサイズ差でリフトアームやビームの穴には入らない。
無理に入れようとすれば入らないこともないが、パーツにヒビの入る可能性が高い。
でも、テクニックファンとしては、どうしてもリフトアームの穴に磁石を仕込みたくなる。


この要望は「ミニマグ」が解決する。


短いコネクタを後ろ側から差し、前側から「ミニマグ」を差し込む。コネクタの材質の柔らかさもあって、しっかりピッタリ、かつ美しく磁石を固定することができる。

これをフォトフレームに応用してみた。


上部2点の磁石で写真が支持されている。


写真を外したところ。
ビームの両端にミニマグを仕込んである。
この例では、4つのミニマグを使っているが、写真の前面は小さな鉄の物体、たとえばナットとかでも大丈夫。

しかし、思い出してみると、十数年前は、コンピュータのある仕事部屋で「ネオジム磁石で遊ぶ」なんて許されない行為だったよなぁ。重要データが入っているのはフロッピーだし、ディスプレイは少しの帯磁で色味のかわってしまうブラウン管だし。ウチなんかSyQuestのハードディスクカートリッジが大量に引出しにしまわれてたし。w