漆黒のゴムパーツ2010/12/06



2つのクローラ。どちらも同時期に入手したもの。
写真をクリックして拡大表示で見ると、その艶やかさ、黒の美しさの違いがはっきりする。

この漆黒を実現するのはこれ。


「CRC 5-56」で有名な呉工業の「ラバープロテクタント」というスプレー式の薬剤。
「ゴム製パーツ保護剤」である。
これを吹きかけると、黒い輪ゴム、タイヤ、クローラなどのゴム製パーツが、入手したてのころの美しさ、柔らかさ、伸縮性を取り戻す。
特に黒い輪ゴムなどは、入手して5年も経つと白く粉を吹いたようになり伸縮性も悪くなる。そんなとき、これの出番だ。

ただし、薬剤的に、子どもがペロペロ舐めても大丈夫かどうかまでは分からない。
なので、イベントなどで子どもたちに触らせる可能性のある作品のゴムパーツについては、下のシリコンオイルを使っている。


こちらは、「フードシリコンスプレー」。
「食品機械用潤滑剤」。万が一、潤滑剤が食品に触れてもその毒性が基準以下ということを謳っている製品である。ゴム系の保護剤は入っていないが、それなりにゴムの色艶が復活する。

いずれも、5年、10年単位でゴムパーツの変化を確認したわけではないし、安全性についても正確に調査したわけではない。ご使用は、at your own risk でお願いする。

「ラバープロテクタント」は、Do It Your Self 系店舗のカーメンテ用品コーナーに大抵置いてある。「フードシリコンスプレー」は、もう一回りマイナーな製品なので、店舗が在庫しているかどうかは微妙。私は、いずれもインターネットで入手した。

コメント

_ naka ― 2010年12月06日 09:55

ゴムは油が苦手なんですよねぇ~。

_ 歯車屋 ― 2010年12月07日 01:15

ゴム部品にはアーマオールが定番ですね~。

油分はゴム素材だけでは無く、レゴ本体のABSやシャフトのナイロン素材との相性も気になりますね。なるべく攻撃性の無い優しい素材をご使用されることがお勧めです。

_ 五十川芳仁 ― 2010年12月07日 01:32

●nakaさん
そうなんですよね。

●歯車屋さん
なるほどアーマオールってのもありますね。(最近CMとか見ないから失念してました)
基本的に「ABS樹脂への影響が極小」ってのを選んでいるのですが、どこまでが極小なのかよくわかりません。w

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