軽めの作品追加 ― 2010/04/01
Quantoはレゴ特集+私も出てるよ ― 2010/04/02

大人も楽しいおもちゃの雑誌「Quanto(クアント)」5月号は、レゴ特集。
幅広い最新情報やおもしろい情報が満載。
その中、私のインタビュー記事が見開きで掲載されている。(^_^)

笑い声が途切れないほど、楽しい取材。
私の話を上手にまとめて良い記事にしてくれたクアント編集部の佐藤さんに感謝。
私の柔和な表情を撮影してくれたカメラマンの高嶋さんにも感謝。
記事中で着ている着物は、ギャラリー晏(あん)で誂えた保多織(ぼたおり)。
‥‥これだけ着物で露出していると、同じ着物がカブってくる。かといってやたらと買うわけにもいかないし。
パーツ考察 − 02 ― 2010/04/05
2008〜2009年に登場したこのパーツ。
リニアアクチュエータ(Linear Actuator)と呼ばれている。
オレンジ色の部分にシャフトを差しこんで回せば、先端部分が伸びたり縮んだりする。
ストロークは約5ポッチ。
最近のレゴテクニックの中型以上の製品に結構入っている。
私の作品では、「はたらくくるま」のアームの上下動に使っている。
今までラックギアで作り出していた直線運動。
このリニアアクチュエータを使えば一発で生み出せてしまう。
これを「便利」と見るべきか、「安易」と見るべきか、悩ましい。
たしかに、ラックギアはいまだにポッチを介して取り付けるしかなく、リフトアーム時代となった今日においては、ビーム時代の遺物とも言える形状である。
しかし、だからといってお手軽リニアアクチュエータじゃあねぇ‥。
私的には、リフトアーム時代に合った新型ラックギアの登場に期待する。
なお、リニアアクチュエータが最短、最長になった状態で、さらに強引に回し続けると、カチカチという音とともに空回りする。決してクラッチが入っているような音ではないので、これを続けるとパーツが壊れると思う。モーターで回す場合は、モーターとリニアアクチュエータの間にクラッチギアを用いることをお勧めする。
レゴでめがねを作ってみた ― 2010/04/06
昨日、twitter上でレゴの眼鏡の話が出た。
でも、子ども用しかない。
だから大人用を作ってみた。
ちょっとサイバー系。

どう?
レンズはどうしたかって?
100円ショップで売っている大人用眼鏡から外したレンズです。
しかし、作ってみると結構おもしろい。2弾、3弾も検討中。
パーツ考察 − 03 ― 2010/04/08
今日はこれ。
2010年登場のできたてほやほやパーツ。
BrickLinkによると、「Pin Long with Friction Ridges Lengthwise and Center Pin Hole」という名前になっている。(リンクはこちら)
今までは、これが2個つながったようなパーツはあった。
色つやからして、それが分割されたような感じ。
このパーツを使えば、こんな風に3ポッチ幅の「平面」の中で、直交伝達ができる。
かなり便利そうでしょ。
まだ、これが「どさっ」と入っているセットはないので(8088の4つ入りが最高)、チマチマ集めるか、BrickLinkに頼るか、微妙なところ。
レゴ社のニュースに参上 ― 2010/04/09
パーツ考察 − 04 ― 2010/04/11
2008年から出回りはじめたディファレンシャルギア。
それまでのディファレンシャルギアは、幅が4ポッチだったが、これは3ポッチ。
動力を受けるギアの形状も、平歯からベベルに変化している。
下の写真の左が新型、右が旧型。
さらに、従来のディファレンシャルギアは、中に指を入れて小さいギアを押さえた状態でシャフトを差す − という子どもにやさしくない手順が必要だったが、新型は上の写真のように先に小さなギアだけを固定しておくことができる。
4ポッチ幅から3ポッチ幅に替わった理由は、テクニックシリーズの組み上げ方法が、ビーム中心からリフトアーム中心に変わったため。
左のようにリフトアームで組むと、3ポッチ、5ポッチ、7ポッチ‥と自然に幅や長さは奇数となる。
右のようにビームで組むと、2ポッチ、4ポッチ、6ポッチ‥と偶数となる。
多分、もう旧型のディファレンシャルギアが入った製品は出ないと考えられるので、持っている人は大切に。
ロシアより「i」をこめて ― 2010/04/12
神奈川工科大学で授業 ― 2010/04/14

昨日は、神奈川工科大学、ホームエレクトロニクス開発学科で授業。
積極的にMINDSTORMSを授業に取り入れている金井先生に呼ばれて、3年生向けにレゴブロックを使った「プロダクトデザイン」のワークショップを開いてきた。
今日のお題は「小学校1〜3年生用の電源タップを作る」。
前半の「誰のためにデザインするのか」という講義をしっかり理解してくれたようで、「子どもの力でも抜きやすい」「ボタンを押すと抜ける」「指が穴に入りにくい」「使わないコンセントを隠す」「漏電防止機能」「携帯ゲーム機のACアダプタが複数差せる」「平らで引っかけにくい」など、安全性と使いやすさを考慮した上で、楽しい外観の電源タップを作ってくれた。
2つ感じたこと。
ひとつめ。
みんな結構プレゼンに慣れてる。きっと、授業の中で積極的にプレゼンを取り入れているのだろう。とても良いことだと思う。
ふたつめ。
学生にレゴブロックで遊ばせて(ちがう!学ばせて)おいて、自分が遊べないのは、ちょっとだけストレス。どうしても一緒に遊びたくなる。これは私の性。(^_^;)
次回は、「動くモノ」のプロダクトデザインワークショップの予定。
また、楽しみましょう。
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