WRO Japan 20132013/09/09



昨日9月8日、日本時間で2020年のオリンピックが東京に決定した日、その東京でWRO Japan(全国大会)が開催された。
熱い戦いが繰り広げられる会場は熱気でムンムン。大人も子どももたっぷり水分補給をしながらの競技となった。


ロボットの大きさや使用パーツにはきっちり制限がある。ここはそのサイズや構成を調べる車検場。


WROの競技の特徴は「自律」。スタート地点でできることは「RUN」ボタンを押すことだけ。最初の移動で失敗〜リタイヤすれば、そこで競技終了、零点となる。シビアだ。競技そのもののミッションも難しい。

さて、今回のWRO Japanの新しい試みは、レギュラーカテゴリー「ベーシック競技」部門の追加だ。
連続して参加しているチームはどんどんスキルアップする。それに対応してこれまで毎年、ミッションの難易度がどんどん高くなってきた。一方で難易度が高くなればなるほど、新参チームにとっては高いハードルとなる。勝利の喜びを全く知ることなく地区予選敗退‥解散‥というチームも数多くあったに違いない。
そんな新参チームにも、勝利の興奮と全国大会の熱気を感じてもらうべく追加されたのがベーシック競技部門だ。最初のチャレンジ年だけ参加できる言わば「新人賞」である。
この試みが成功したかどうかについては、今日明日わかるものではない。ただ、ベーシック競技に参加した子どもたちの真剣なまなざしや、思わず出るガッツポーズを見れば、このうち多くの子どもたちが、来年エキスパート競技(通常のクラス)に参加してくるであろうとことは確かだ。楽しみである。

なお、今回の大会の順位などは、WRO Japanの公式ページ(こちら)で確認して欲しい。近々に掲載されるはずだ。

なにはともあれ、参加したチームの子どもたちとコーチ、親御さん。大会を運営したスタッフのみなさん、見学にいらっしゃった方々、本当におつかれさまでした。
世界大会への切符を手にしたチームは、これからさらにマシンと腕と英語力を磨いて世界大会に挑んでほしい。がんばれ!

コメント

_ 吉井 真弓 ― 2013年09月09日 05:42

英語力…その通りですね。

お手本(オリンピック開催に向けてのプレゼンテーション)が今年は映像でたくさんあるので、先に進んだチームも進めなかったチームもいろんな意味で次に役立ててほしいですね。

英語力だけでなく、表現力もつくと思います。

_ 五十川芳仁 ― 2013年09月09日 08:54

●吉井さん
英語力のない私が言うのも気が引けるんですがね。(^_^;)

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