ひなまつり〜2011/03/01



あさってはおひなさま。
全世界の娘さん方(老いも若きも)に幸せを!

これでPFとNXTが連携できる!2011/03/03



米国HiTechnic社に注文してあった2種のMINDSTORMS用センサーが到着した。
送り状に記載ミスがあったらしく大阪経由で来た。
(シッカリセイヤ > HiTechnic \ (^_^;) )

今回購入したのは、「NXT IR Receiver Sensor」(こちら)と「NXT IR Link Sensor」(こちら)。

「NXT IR Receiver Sensor」は、パワーファンクションのリモコン(普通のもトレインのもOK)を使って、MINDSTORMS NXTをコントロールするもの。
たとえば、NXTで作った車に対して、パワーファンクションのリモコンで前進後退、右折左折などがコントロールできる。

「NXT IR Link Sensor」は、反対にMINDSTORMS NXTのプログラムで、パワーファンクションのリモコン受信ユニットに命令を飛ばすもの。
たとえば、パワーファンクションのモーターとリモコン受信ユニットで作った車の動きを、NXTのプログラムでコントロールすることができる。

思いっきり楽しいことができそうだけど、ちょっとしばらく忙しい‥。(; _ ;)
いろいろアイデアを貯めておこう。

パーツ考察 − 40【方向転換コネクタ】2011/03/05



2011年に登場のパーツ。


パーツ考察 − 37【LA】」で紹介した小型リニアアクチュエータと同じく、「8069 レゴバックホーローダー」に4個入っている。


「シャフトやコネクタの向きを変える」という意味では、上のようなパーツの仲間と言うことになる。

このパーツの特徴は、丸穴が2ポッチ幅の真ん中にあるという点。
以前から話しているように、作品をリフトアームで組んでいくと「奇数ポッチ幅」が基本となる。(対してビームで組むと「偶数ポッチ幅」が基本となる)
しかし、その中でどうしても偶数ポッチ幅で組まなければならない箇所が出てくることも多い。そういうときは、ビームやハーフブッシュを利用して解決することが多いが、それなりに頭をひねり苦労する。
このパーツを使えば、その苦労がホンの少しだけ軽減されるかもしれない。

ごく簡単な一例。


2つのL字型リフトアームの間隙は2ポッチである。
その中で、24歯クラウンギアと8歯ギアがつながっている。

時間のある方は、どうやったら新しいパーツを使わないで、同じ構造が作れるか想像してみてほしい。それほど簡単ではないはずだ。

これが一番大きい?2011/03/07



今回は問いかけ。(^_^;)

レゴブロックのホイールで一番大きいのはコレだよね。きっと。
中心に軸を通す穴がないものも含むなら、コレが一番大きいけど。

実はいま取り掛かっているプロジェクトで、「大きい」あるいは「重い」ホイールを探し求めている。現時点では写真のホイールがナンバーワン候補なのだが、他に見落としているものはないだろうか。
ちょっと事情があって「ホイール+タイヤで重い」というのはNGなのだ。

プロジェクトの詳細は、うまく進行すれば来月発表できるはず。

トビーくんのUSBケーブル交換2011/03/09



山梨県立科学館の「ロボットトビーの不思議な大冒険」で活躍中のトビーくんが、一時的に里帰りしている。

今回は内蔵USBケーブルの交換作業。
「不思議な大冒険」では、コンピュータ上で作ったプログラムをトビーくんにダウンロードするとき、USBケーブルを接続する。
しかし、毎日毎回何十回もUSBの抜き差しをすることを考えると、できればNXT本体のUSB端子は使いたくない。そこで、NXTのUSB端子に短いUSBケーブルを接続し、その反対側の端子をトビーくんのおしりのあたりに固定。ダウンロードするときは、その端子にUSBケーブルをつなぐという方式を採用している。


左端に見えているのがそのUSB端子。

しかし、このケーブルも子どもたちの元気な扱いに、1年と数ヶ月で音を上げたようだ。2台ほど断線と見られる症状が出てきた。
そのため、今回の全台のUSBケーブル交換作業となったのだ。

一口に「USBケーブル交換」といっても、かなりせまい空間の中を通しているので、半バラシぐらいしないと交換できない。一昨日から黙々とこの作業に取りかかっていた。

何より予想外だったのが、内蔵用のUSBケーブルが廃番になっていたこと。
「極細USBケーブル 0.3m」という商品を使っていたのだが、すでに販売終了。しかたないので0.5mを使うことに。せまい空間の中で、さらに20cm分のケーブルを収納しなければならない。(; _ ;)

なんだかんだで交換作業は終了。
これから全台動作チェックをして、明日までには山梨へ送り出す予定。
山梨県立科学館へお立ち寄りの際には、ぜひ遊んでやってくださいまし。w
ちなみに、白いケーブルが新しいUSBケーブルのトビーくん。黒いUSBケーブルのトビーくんはもういないはずだ。


本当は全部Bluetoothでできれば、こういった消耗部品がないから楽なんだけど、NXTの管理とか、ペアリングなんかが結構現場で手間なんだよね。
そういえば、RCXの赤外線タワーは消耗部品が少なかったなぁ。もっとも、こういうワークショップでは、混信が大問題だったけど。(遠い目‥)

ハンコをポン!2011/03/11



ウチの社名ロゴのゴム印を作ってみた。
アスクルのスピードプリントセンター(こちら)の「フリーサイズ印」で注文した。
ブラウザー上で、サイズを選んで png(またはjpeg)ファイルを貼れば、それをゴム印にして1〜2日で届けてくれる。価格は700円台。

で、何のために作ったかというと‥。


レゴブロックに押印するためなのだ。

私は文章書きである。クライアントから依頼が来ると文章を書く。
最終的に商品に名前が載るかどうかは別にして、原稿の納品時には文章の最初もしくは最後に自分の名前を署名する。あたり前。
でも、レゴブロックの作品では、この「署名」を全くしていないことに気付いた。
それでハンコでやってみようということになったのだ。

これを実現可能にしたのが、「シャチハタ タート」(こちら)。


プラスチック、金属にも押印できるスタンプ台だ。
しっかり乾けば、指でこすっても全然剥がれない。これはすごい。
ただ、ちょっとだけ高い。2000円を少し超える。


先日、山梨県立科学館に納品した8台のトビーくんの裏側にも、「目立たない」ように署名を入れた。(^_^)


このゴム印+スタンプ台の最大の問題は、「押すのが難しい」という点。
なにしろ、相手はツルツルのレゴブロックだ。これにニュルニュルのインクをつけたゴム印を押すのだ。フリーハンドでやれば、ほぼ確実にブレる。
実際、20回ぐらいチャレンジしたが、きちんと押せたのは1回だけ。
しかたないので、レゴブロックで押印ガイドを作った。


ハンコを赤いブロックの角に沿わせて上下し押印する。
これでなんとかブレ問題は解消した。
ただ、まだ圧力問題が残っている。強く押しすぎると文字がつぶれ、軽すぎるとかすれる。
こればかりは練習で感覚をつかむしかないのか‥。
MINDSTORMSで自動化でも検討するか。w

そうそう、押印したインクは、それほど時間が経っていなければ、シンナー系の溶剤(私の場合はペーパーセメントソルベントを使用)でキレイにぬぐい取れる。失敗して廃棄パーツを生み出すことはないのでご安心を。

I'm okay.(いそがわ無事です)2011/03/12

日本の方々、世界の方々から、ご心配、お見舞いのメールやコメントをいただきました。

五十川とその家族は無事です。本当にありがとうございます。

ウチの中では、ガラス器がいくつか割れたとか、納品前のレゴ作品が大破した(; _ ;) とかはありましたが、東北の方々の被災に比べれば些細なことです。

あちこちで地震が発生しています。日本全国のみなさん、ご自身の身の安全を確保してくださいね。


Thanks. I'm okay.
But more than 300 people were killed by tsunami.
Oh, I feel the earthquake again...

お見舞い2011/03/14


今回の地震では、東北のみならず日本全国で多くの方が被災しました。
日に日に判明する悲惨な被害状況。本当に悲しく、辛い思いです。
行方不明になっている方のご無事を祈り、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
また、昨年末郡山のスペースパークのイベントで一緒に遊んだ子どもたちが、無事でいるかどうかもとても心配です。みんな元気だと良いのですが。

しばらくは日本全体でいろんなことが停滞したり、不便になったりすることになります。
東京電力管内では、今日から停電もはじまり、大人も子どもも意気消沈しがちです。
でもそんなときこそレゴブロックで遊びましょう。
たくさんいろんなものを作りましょう。
そして作ったものを世界に発信して、暖かいはげましのメッセージを届けてくれた世界のお友だちに「僕たち元気だよ!」と伝えましょう。
ねっ!(^_^)

地震対策だよ!2011/03/14


地震の揺れの真っただ中、私が何をしていたかというと、積み上げられた9797(教育用MINDSTORMS基本セット)の箱を片手で支えながら、もう一方の手でテーブルの上のパーツボックスを押さえていた。
その体勢のまま、作品のいくつかが棚や机の上をツツー、ツツーと20cmぐらいの振れ幅で、前後左右に滑るのを見つめていた。その後、落ちて「ガッシャーン・バラバラ」。

私は、この経験を通して「平滑な面の上に、作品をそのまま載せていると地震で落ちる」という大切なことを学んだ。(^_^)

さっそく対応に動いた。


2mm厚のゴム板(100円ぐらい)に、6mm径の穴あけポンチ(300円ぐらい)を使って、直径6mmの円型ゴムを切り出す。


それをプレートの裏のチューブにはめ込む。(はめ込むのにちょっとコツがいるが、すぐ慣れる)
これで、ゴム足の完成。簡単には外れないけど、ちょっとギュッとすると外れる感じ。


少し見にくいが、底面の4隅にこのゴム足を取り付けた電波時計。
全然滑らなくなった。すごい。

これで余震が来ても大丈夫!
どうだ地震!参ったか。(いや、別にケンカ売ってないから‥こないでネ)

みんな心配してくれている2011/03/16


世界のMINDSTORMS情報が集まるサイト「The NXT STEP」でも、日本の状況を心配してくれている。


本当にありがたいし、うれしい。たくさん感謝しなきゃ。