パーツ考察 − 31【トレイン車輪】2010/09/26



今回は車輪。
従来の車輪と同じように見えるが、微妙に変化していた。
※注:「従来の」というのは、あくまでも「私の持っているもの」であり、「私の持っているもの」の年代は不明のため、すでに変更されて時間が経っている情報かもしれない。ご容赦いただきたい。


まずは、動輪。
新しい方が左、従来のものが右。グリップ力を増すためゴム(Oリング)の色が、灰色から半透明に変わっている。ゴムだけを外したみた。


ノギスで測ったところ、太さはどちらも0.9〜1.1mmでほぼ同じ。感触は新しい方が少しだけ柔らかいような印象。
グリップ力にどれだけ影響があるのか不明。


次は従輪。
これも私の持っていたものと少し違っていた。


左が新しいもの、右が従来のもの。
新しい方の金属シャフトは両端とも平ら。そこに車輪を差し込む。シャフトは車輪を貫通しない。車輪の外側には尖った突起が成形されている。
旧来の方の金属シャフトは、両端ともに鋭く尖っている。これを車輪に差し込むと車輪を貫通して、車輪の外側に突起が飛び出す。車輪を貫通させる際、それなりの力が必要で、さらにシャフトが尖っているので、大人でも「コワゴワ」と作業していた。
新型ではこの「コワゴワ」がなくなった。明らかに「改良」だろう。
なお、受け側のパーツには変更はないようだ。

コメント

_ 関山 ― 2010年09月26日 22:33

>グリップ力にどれだけ影響があるのか不明。
動力用車輪ですが、切り替え時期は今度の#7938/#7939からのようです。2009年の#10194(エメラルドナイト)は旧タイプでした。

確実に「2010年版」の方が粘着力(グリップ力)があり、改良されています。同一機関車で同一負荷で試験した場合、2006年版では空転する場合も2010年版では粘着走行できましたので。
なお、ゴム外した後に再装着は無事出来ましたでしょうか?

付随車用車輪のピポット軸(尖)とプレーン軸(平)は2006年のRCトレインから後者に切り替えとなっています。実は前者は経年劣化による走行性能の低下があったため、後者への改良はとても有難いものでした。また、後者は車輪部分だけ使うのが容易であるため、車両製作の幅が広がるメリットも大きいです。

_ 五十川芳仁 ― 2010年09月27日 05:29

●関山さま
情報ありがとうございます。
そんなにグリップ力が良くなったんですか。上手に使い分けたいですね。
とりあえず問題なく再装着はできてます。糊なども使ってないみたいでしたし。
> 後者は車輪部分だけ使うのが容易であるため
そういう使い回しができるのですね。方法を考えてみま〜す。

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